家電はまとめ買いをすることによって値引き交渉ができるため、安く購入することができます。

家電を単品で購入する場合は、ネット通販の普及もあって、ネット通販の方が安いことが多いです。

しかし、引越しや新居に住むときには家電をまとめて購入する機会があると思います。

そのときは、家電量販店の方が総合的に安くなる傾向があります。

ただ、家電は定価ではなく、オープン価格(販売する商品に対してメーカー側が希望価格設定を決めていない)のため、少し高めに料金設定されています。

家電量販店で購入するときにはこの値段交渉はしなければ絶対に損をします

具体的に家電を最安で購入する方法を下記に示します。


家電を購入する前に相場を知る

上記にありますように、家電量販店では料金設定が高くなっている場合がほとんどです。

ですので、その商品の本来価格がどのくらいなのかを調べる必要があります。

具体的には下記の方法で調べます。

家電の相場を知る方法
  • ネットで参考価格を調べる
  • 家電量販店を回って比較する

ネットで参考価格を調べる

ネット販売では人件費がかからないため、比較的安い値段設定になっていることが多いです。

ですので、参考価格としては非常に良いと思います。

家電の比較サイトとしては、価格.comが有名ですね。

こちらを参考にして、家電の相場を確認することができます。

家電量販店を回って比較する

もう一つの方法は家電量販店を回って比較する方法です。

家電量販店は、近隣に数店舗あることが多く、競合している可能性が高いです。

その中で、最も安いお店を見つけておくことで、他の店での交渉が有利に進む可能性が高いです。

最安値がわかったら次のステップに進みます。

相場を確認したら店舗で交渉する

だいたいの価格を把握できれば、今度は実際に家電量販店に向かいます。

冒頭でも書きましたが、まとめ買いをすることによって値引き交渉が優位に進みます。

購入金額が30万相当であれば、価格設定が良心的な店舗で無い限り、10%程度は下げられると思います。

いろいろな店舗を回ってから最安値のお店で値下げ交渉

僕が行った交渉方法をご紹介致します。

いきなり値下げ交渉に入るのではなく、近隣の家電量販店を回って、最安の店を見つけます。

このときも、あらかじめ一番安い傾向のあるお店が決まっているのであれば、そこを最後に回ります。

その理由は、一番安いお店で更に価格交渉をすることで、一番安く購入できる確立を上げることができるからです。

また、他のお店ではこの商品が安かったなどといった材料があると、さらに交渉を優位に進めることができます。

そうすれば、店側も値引き交渉に気合を入れなければと思うはずです。

参考:僕がまとめ買いで値引きした家電

僕は2回引越しの機会があったので、家電のまとめ買いを2回行いました。

そのときの方法は上記の手順と同様です。

具体的にどのくらい値引きできたのかを説明します(2011年及び2017年のデータです)。

1回目:独身で一人暮らしを始めるとき(3万円値引き)※2012年1月データ

1回目のまとめ買いは一人ぐらいを始めるときで、生活に最低限必要な家電を限定して購入しました。

その理由としては、当時はあまりお金に余裕が無かったからです。

それぞれの最初の価格内訳が冷蔵庫70,000円、洗濯機120,000円、炊飯器20,000円といった感じでした。

ちなみに、電子レンジやテレビは後日購入しました。

そのときの交渉としては、洗濯機が展示品限りだったことと、まとめ買いによる交渉で合計210,000円相当が180,000円程度まで値下がりしました。

2回目:結婚して同棲を始めるとき(4万円値引き)※2017年10月データ

2回目のまとめ買いは結婚して同棲をするタイミングでした。

こちらは、エアコン2台(リビング用100,000円と寝室用70,000円)、電子レンジ30,000円、シーリングライト2個(リビング用7,000円と寝室用5,000円)でした。

合計212,000円相当が172,000円程度まで値下がりしましたと一人暮らしを始めたときと同じくらいでしたが、値引きは4万円分できました。

理由としては、エアコンの設置工事費が内訳に入っていたことにより、同時設置によって、1万円の値引きが可能となったことと、電子レンジの3万円分はまとめ買いによって全額値引きに成功しました。

まとめ

家電量販店で購入をするメリットはまとめ買いによる安さだけでなく、保証もあります。

万が一壊れてしまった場合でも、5年保証をしてくれる家電もあります。

これらの保証を付けることを考えると、家電量販店でまとめ買いできるのであれば、値段が少し高くても総合的にお得だと考えられます。

ただし、オープン価格のまま購入するのはもったいないので、ぜひ値下げ交渉は行うようにしましょう。

そうすれば、大きな節約効果を生み出すことができますので、参考にしてください。