格安SIMに乗り換えたいけど、失敗したくないな…
こういったお悩みをお持ちだと思います。
ここでは、格安SIM歴4年の筆者が格安SIMの選び方についてわかりやすくご説明します。
僕の格安SIMの使用歴の証明は下記になります。
格安SIMについては正直な話、初心者の方が選ぶときにどれが良いのかがわかりにくくないですか?
今回はそんな初心者の方に向けた格安SIMの賢い選び方をご紹介致します。
本記事の概要
- そもそも格安SIMってどういう仕組みで安いの?
- 格安SIMはどうやって選べば良いの?
こういったテーマでお話していきます。
初心者向けの解説:格安SIMとは?
まず、格安SIMって何?っていう人が多いと思います。
ここでは一番最初に格安SIMの仕組みをご紹介します。
もし、「格安SIMの仕組みはある程度わかる」という方については、本項目はスキップしていただいて問題ありません。
格安SIMとは?
格安SIMとは、通信を行うために必要なSIMカードの利用料金が格安なことから、格安SIMと呼ばれています。
では、そのSIMカードについて続いて解説します。
SIMカードとは?
SIMカード(略してSIMと呼ばれることもある)とは契約者の認識番号や電話番号が登録されたICカードのことで、 Subscriber Identity Moduleの頭文字をとってSIMとなります。
このSIMカードを挿入することによって、電話番号や契約情報を認識することが可能となり、通信することができます。
格安SIMが安く提供できる理由
格安SIMが安く提供できる理由は、 格安SIMを提供しているメーカーが大手の通信キャリアに通信設備を借りているため、設備コストを大幅に安く済ませられるからです。
格安SIMの安さの理由をさらに知りたい方は格安simはなぜ安い?初心者でもわかりやすく格安simの仕組みを解説にまとめていますので、ご確認ください。
また、格安SIMを提供しているメーカーのことをMVNO、大手の通信キャリアMNOと呼びます。
MVNO、MNOについてさらに知りたい方は【MVNOとは?】格安simとの違いって何?MNOも解説!の記事を確認してください。
MVNOとMNOの比較表を下記に示します。
項目 | MVNO | MNO |
---|---|---|
代表的なメーカー | UQmobile,LINEモバイル,mineo | au,ドコモ,ソフトバンク |
通信設備 | 持たない | 持つ |
料金 | 非常に安い | 高い |
通信速度 | 遅い | 速い |
サポート | 手薄 | 手厚い |
上記表のように、MVNOでは価格が安い反面、一部についてはデメリットもございます。
そこで今回は格安SIMの選び方で絶対に抑えておきたいポイントをご紹介致します。
格安SIMを選び方で押えたい3つのポイント
格安SIMの選び方で抑えたいポイントは3つあります。
- 通信回線
- 通信速度
- データ容量
この3つについてそれぞれ説明します。
1.格安SIMの通信回線
格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、 どこかの回線に紐づいています。
格安SIMを契約するときの手順としては、
- 手持ちのスマホを使用して格安SIMに乗り換える場合 スマホの利用回線の確認→格安SIMの選定
- 格安SIMを決めてからスマホを購入する場合 格安SIMの選定→利用できるスマホの選定
といった手順になります。
ここで 絶対にやってはいけないことは、 手持ちのスマホを使用するにも関わらず、下調べをせずに格安SIMの回線を選定してしまうことです。
その理由は、スマホの使用できる回線と格安SIM回線と一致させなければ、通信ができないからです。
具体的には「au回線で使用していたスマホ」を「ドコモ回線の格安SIMに乗り換える」と使えないことがあります。
また、SIMロックがかかっていると他の回線では使用することができないため、それについても注意が必要です。
SIMロック解除やSIMフリースマホについてはSIMフリースマホとは?SIMロック解除も併せて解説にまとめていますので、ご確認ください。
2.格安SIMの通信速度
格安SIMで選ぶべきポイントとして、料金ともう一つ通信速度が重要になります。
格安SIMは大手キャリアと比べて通信料金が比較的安いです。
通信料金は安い方がいいに越したことはありません。
しかし、 料金が安いからと言って、一番安いプランに申し込むのはやめましょう。
その理由は、通信速度が遅くなり、快適性が低下する可能性があるからです。
具体例を次に示します。
通信速度と通信容量の関係性
通信速度が遅くなる要因としては、主に2つあります。
- 通信制限がかかった場合
- 混雑時間帯に通信する場合
通信制限がかかると、通信速度が極端に遅くなります。
そして、その通信制限の容量を決めているのが、 料金プランです。
すなわち、料金プランが安いものを選択することは通信容量が少ないものを選ぶことになります。
それを回避するためにも適切な料金プランの選定が必要になります。
これは後述の通信容量のところで解説いたします。
また、2つ目の通信速度の低下については、下記の表をご覧ください。
引用:価格.comマガジン
ご覧のように格安SIMのメーカーによっても通信速度の違いが確認できます。
常に安定した通信速度を求めるのであれば、「UQmobile」や「Y!mobile」を選択するのが無難でしょう。
3.格安SIMの通信容量
通信容量は使用方法によって必要な量が変わってきます。
そのため、まずは「1か月あたりにどのくらいの通信容量を使用しているのか?」を把握する必要があります。
AndroidとiPhoneでは、通信容量の確認方法が異なりますので、ここでは先にAndoridの確認方法を解説した後にiPhoneの確認方法をご紹介します。
Androidで通信容量を確認する方法
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」を選択
- 「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」を選択
- 「モバイルネットワーク」→「アプリのデータ使用量」を確認
Androidでは、この手順でデータ使用量を確認することができます。
次に、iPhoneを使用の方は「 すべての期間のデータ使用量しか確認することができない」ため、「1か月分のデータ使用量」を確認するためには、いったんリセットする必要があります。
iPhoneで通信容量を確認する方法
- 「設定」→「モバイル通信」を選択
- 画面一番下の「統計情報をリセット」を選択
- →1か月使用後に「モバイル通信」下部のモバイルデータ通信「現在までの合計」を確認
上記の手順が必要となるため、Andoridよりもひと手間が必要です。
リセットした日付から1か月の計測期間をもって、データ使用量の確認をしなければなりません。
ちなみに、 確認したデータ通信量よりも少し多めのプランを選定することをオススメします。
その理由としては、少しでも通信量がオーバーしてしまうと、通信速度が劇的に遅くなるからです。
快適な環境でスマホを使うためにも通信容量は少し余裕をもって選定するようにしましょう。
格安SIMの選び方まとめ
以上になります。
もう一度簡単におさらいしておきます。
- 通信回線
- 通信速度
- データ容量
ここを押さえておくようにしましょう。
初心者の方にとって、格安SIMを選ぶことは結構大変だと思います。
昔の自分もそうでしたが、知識の無い状態から調べて購入するにはかなりの労力が必要です。
一方で、格安SIMに乗り換えることによって得られるメリットも大きいです。
具体的には格安SIMに乗り換えることで、毎年50,000円分相当の費用を節約することができています。
毎年50,000円はかなり大きい恩恵です。
最初は大変だと思いますが、格安SIMに乗り換えられるようにサポートしますので、当サイトを参考にしてみてください。