MVNO
読者のみなさま読者のみなさま

格安simを調べているとMVNOって言葉をよく耳にするけど何なの?

こういった疑問をお持ちになると思います。

僕も格安simに乗り換える前は専門用語についていくのに必死でした…。

ここでは、MVNOについて、

本記事の概要

  • MVNOとは?MVNO・MNOの用語解説
  • MVNOと格安simの違い
  • 主なMVNO事業者

の順にわかりやすく解説していきます。

また、この記事を読み終えることによって、

 

  1. MVNOについて
  2. MNOについて
  3. MVNOと格安simの違い
  4. MVNOが料金を安くできる理由

    を理解することができます。特に、専門用語がわからない初心者の方はこの記事を参考にしてください。


    MVNOとは?MVNO・MNOの用語解説

    MVNOとは「 格安simを提供している通信事業者」のことで、英語の「 Mobile Virtual Network Operator:モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター」の頭文字をとって「MVNO」と呼ばれています。

    ちなみにWikipediaでは仮想移動体通信業者と書かれています。

    めちゃくちゃ怪しそうな団体に聞こえますよね…。

    実は、MVNOは、大手キャリアから通信インフラを借りることによって無線通信を可能としています。

    そのため、「基地局」「設備」を持たないことから「Virtual」が付いています。

    一方大手キャリアのことを「 Mobile Network Operator:モバイル・ネットワーク・オペレーター」「MNO」と呼んでいます。

    読者のみなさま読者のみなさま

    うーん、それでも専門用語が多くてわかりにくい…

    という方も多いと思いますので、MVNOとMNOの違いを比較して表にまとめてみました。

    MVNOとMNOの比較

    項目MVNOMNO
    代表的なメーカーUQmobile,LINEモバイル,mineoau,ドコモ,ソフトバンク
    通信設備 持たない 持つ
    料金非常に安い高い
    通信速度遅い速い
    サポート手薄手厚い

    ここまでをまとめると、

    • 大手キャリアをMNOと呼ぶ
    • 一方格安simを提供しているメーカーをMVNOと呼ぶ
    • MNOとMVNOの違いは通信設備を持っているかどうか

    ということになります。

    有名なMVNO

    • 楽天モバイル
    • UQモバイル
    • Y!Mobile
    • IIJmio
    • LINEモバイル
    • OCNモバイル
    • mineo
    • BIGLOBEモバイル
    • イオンモバイル

    この辺りが有名なMVNOですね。

    実際に契約している人の9割くらいは上記MVNOを使用していると思います。

    ですので、格安simを購入する際は上記キャリアから選べば問題ありません。

    MVNOと格安simの違い

    MVNO

    格安simは「simカードと呼ばれる通信カード」が格安なことを指していますので、MVNOとは別の言葉になります。

    • MVNO=格安simを提供する通信事業者
    • 格安sim=通信をするためのsimカードの料金が安いこと

    ただし、一般的には格安simのサービスを提供しているMVNOを格安simと指すことが多いため、このサイトも同様の意義で使っております。

    では、MVNOと格安simの違いは理解できたと思いますので、「なぜ、MVNOが格安simを提供できるのか?」についてご説明します。

    MVNOが格安simを提供できる理由

    MVNOは自社で回線の開拓をせずに、auやdocomo、ソフトバンクといったMNOから回線の一部を借りることによって、通信事業を可能としています。

    それによって、通信事業を開拓するコストを抑えることができます。

    図にすると以下のようなイメージです。

    MVNOの仕組み

    しかし、図のように回線を借りているため、「 通信速度に限界」があります。

    そこが「 MVNOのデメリット」です。

    ちなみに、通信速度が速いと言われているのは、サブブランドと呼ばれているUQmobileとY!mobileになります。

    こちらについて興味がある方は参考記事を載せておきます。

    とはいえMVNOは、先ほどの通信設備費が抑えられることに加え、広告にかける費用が比較的少ないことが挙げられ、大手キャリアと比較して、テレビやYoutubeのCM数が少ないと思います。

    だから、開発費や広告費を抑えることで、ユーザーからの通信費を下げたとしても利益を上げることが可能となっています。

    まとめ:MVNOと格安simについて

    まとめです。

    • MVNO=格安simを提供する通信事業者
    • 格安sim=通信をするためのsimカードの料金が安いこと

    途中でも書きましたように、MVNO=格安simを提供するメーカーですが、一般的にはMVNO=格安simと認識されています。

    ここでMVNOと格安simの違いを理解できたと思いますので、記事によって、「格安simの定義」がどのように取り扱われているのかを理解した上で、読んでいく必要があります。

    ちなみに、当サイトでは初心者向けの記事が多くなっておりますので、「MVNO=格安sim」としています。

    読者にとって親切な設計ができるように努めていきますので、参考になれば幸いです。