キャッシュレス決済

近年話題のキャッシュレス決済は様々なメリットがあります。

各社でポイント還元や支給、また特別な割引だったりと様々なサービスがあります。

これらを活用することで節約することができます

では、なぜこのようなキャッシュレス化が普及し始めたのでしょうか?


キャッシュレス決済の背景

急に出てきたと思われていますが、実は一般的に使われているキャッシュレス決済はクレジットカードや交通系ICカードも該当します。

近年になって普及してきたのは、スマホを使用したキャッシュレス決済です。

その背景をご説明いたします。

キャッシュレス化は政府の方針

政府は消費税の増税タイミングである2019年10月のタイミングでキャッシュレス決済を行ったものに対してポイントの還元を行うようにしています。

これは、政府が消費税増税に伴う消費の落ち込みを防ぐためと、キャッシュレス化を推進するという2つの思惑があります。

政府は2027年までにキャッシュレス決済の割合を40%まで高めることを目標としています。

その理由は、日本は他の国と比較してもキャッシュレス化が遅れているからです。

具体的には、キャッシュレス化の進んでいる韓国において、90%近くの水準がキャッシュレス化されています。

ちなみに日本では、20%程度の水準に留まっております。

これを早期に高水準に推移させるためにも政府はキャッシュレス化を後押ししたい訳ですね。

キャッシュレス決済のメリット・デメリット

ここでのキャッシュレス決済はスマホを用いたアプリ等を指します。

キャッシュレス決済のメリット

キャッシュレス決済のメリットは何よりもポイントの還元を受けられることです。

ポイント還元はかなり高額なものもあるので、かなりの節約効果が期待できます。

さらに、今であれば政府の後押しと業者の後押しもあって、キャンペーンも実施しているところが多数あります。

これらはCMで見たことがあるかもしれません。

具体的なところでは、PAYPAYやメルペイなどのポイント配布などですね。

1000円相当をプレゼントされるキャンペーンなどもあるのでチェックしてみてください。

また、キャッシュレス決済の他のメリットとしては現金を持ち歩かなくても良い点があります。

コンビニやスーパー等で小銭を消費しなくても良いため、レジのスピードが格段に上がります。

これにより、人手不足やレジの混雑を回避することができます。

キャッシュレス決済のデメリット

一番のデメリットはセキュリティ面です。

7PAYの不正ログイン問題は記憶にも新しいですね。

これは、セブン&アイ・ホールディングスのグループ会社であるセブン・ペイがキャッシュレス決済サービスの7PAYを開始したところ、不正ログインによるアクセスによって、チャージしたお金やクレジットカードが使用されたという事件です。

このときの問題点としては、セキュリティの脆弱性があったことが問題となりました。

お金を扱う以上はセキュリティは万全であるという前提が欲しいですね。

大手企業であれば、これくらいのセキュリティは整備されていても当然だと思っていたのですが、新規参入起業などになってくると、システムの脆弱性も心配になります。

おそらく、今回の一件で政府が何かしらの対策をしてくると思うので、今後参入する企業は厳しいセキュリティチェックを受けることになると思います。

もう一つのデメリットはスマホのバッテリーが無くなったら使えないということです。

震災などでバッテリーが無くなったり、運営のシステムがダウンしてしまうと、使用できなくなります。

非常時に使えないという点ではデメリットになるのではないかと思います。

後は、キャッシュレス決済の加盟店でしか使えないといったデメリットがあります。

まとめ

キャッシュレス決済にもメリットがあればデメリットもあります。

現金との使い分けをうまくすることが大切ですが、使いこなすことでかなり大きな節約効果を生み出すことができます。

いきなりクレジットカードを登録するのは勇気がいりますが、チャージ方式で2万円までなど限度額を決めて運用するのが良いのではないかと思います。

戸惑っている方は、ぜひ参考にしてみてください。