エアコンはつけっぱなしの方が電気代が安いって言われているけど本当?
エアコンの電気代にまつわる話で、「 付けっぱなしにした方が安いのか?」それとも、「 こまめに消したほうが安いのか?」こういった議論を耳にしたことはありますよね?
ここでは、筆者の体験をもとにどちらが安いのか?を検証した結果をご紹介します。
結論としては、「こまめにエアコンを消す方が電気料金が安かった」です。
今回はその理由を一人暮らし歴6年の筆者の実体験をもとにご紹介いたします。
エアコンの性能によっても若干異なると思いますが、ひとつの指標にはなると考えています。
エアコンの電気代はつけっぱなしにした方が安いは半分ウソで半分ホント
はじめに、これは僕が一人暮らしをしていたときに検証した結果になります。
2015年当時、備え付けのシャープ製エアコンを使用しており(型式失念しました…すみません。)、暑がりなので、結構な頻度で使用していました。
検証したときの条件は以下の通りです。
- 1か月間の電気代を「付けっぱなし」と「こまめに切る」で比較
- そもそもの使用頻度が変わらないように7月と8月で検証
また、一人暮らしの環境についても電気代の要因になり得ると思いますので、一人暮らしの環境についてもご紹介いたします。
一人暮らしの環境について
僕が一人暮らしをしていたときの環境は以下になります。
- 2階建てアパートの2階角部屋
- 部屋の間取り:1K
- 部屋の広さ:8畳
- 窓の方角:西向き
部屋の間取りは1Kでしたが、間仕切りがあったので、エアコンを使用しているときは実質8畳となっていました。
窓の方角が西向きだったので、朝は比較的暑くなかったですが、最上階の西向き部屋ということもあって、エアコンをかけずに帰宅した夕方は「 40℃を超える日」もありました。
では、実際にエアコンをかけっぱなしにしたときとこまめに消したときではどのくらい電気料金が異なっていたのかをご紹介します。
電気代の比較
気になる電気代の比較結果については、以下の通りです。
- 「エアコンつけっぱなし」7月の 電気代10,000円
- 「エアコンこまめに切る」8月の 電気代7,000円
なぜ、このような結果になったのかを考察しました。
エアコンをつけっぱなしにするより電気代が安くなった理由の考察
さて、具体的にどちらの方が電気料金が安かったのかお伝えした通り、「 エアコンをこまめに消したほうが安かった」です。
では、なぜそのようになったのか?を考察していきます。
エアコンつけっぱなしのときの状況について
僕がエアコンをつけっぱなしにしていたときの状況は以下の通りです。
- スーパーへ買い物に出かけるとき(1時間程度)
- ちょっとした遊びに出かけるとき(2時間程度)
これらの時間的要因が電気代の上昇につながったと考えられます。
他の共通条件としては、会社へ出社するときは9時間ほど家を留守にするので、さすがにエアコンを消していました。
また、夜寝るときもエアコンを運転していますので、条件は同一です。
ただし、電気料金は高くなりましたが、その他にもつけっぱなしのメリットはあります。
エアコンをつけっぱなしにすることで常時涼しい
ちょっとした買い物や遊びから帰ってきたときにエアコンがつけっぱなしだと「 すぐ涼しい」というメリットがあります。
こまめに消していた場合だと、帰ってきた直後は温度が上昇しています。
そのため、エアコンをつけっぱなしにすることで得られるメリットもあります。
エアコンをつけっぱなしにすると電気代が安くなるのか?まとめ
ここでエアコンの電気代についてまとめます。
まず、結論として、常時つけっぱなしにすることは電気代が高くなるのでオススメできません。
エアコンをつけっぱなしにした方が電気代が安いと言われているのは、ごく短時間、具体的には30分以内の場合に限るのではないかと感じました。
続いて、エアコンをつけっぱなしにした方が良い場合をまとめます。
- 極端に短い時間(30分以内)の場合に外出する場合
- 電気代が少し高くなっても快適性を保ちたい場合
個人的な体験談からは以上のように感じます。
参考になれば幸いです。